2017年 04月 02日
ロックミシンが壊れたと思ったら…
昨日のブログ記事「ナップザック型の体操服入れを縫った!」と話が前後するのだけど、孫の体操服入れを縫おうとして、一昨日の朝、ロックミシンの前に座ったら、ロックミシンが動かない!
写真のロックミシン、結婚と同時に買ったので、40年以上使っている。
1度も修理に出したことがなく、あちこちに錆も出て、写真には写っていないけど、糸ガイドのアンテナみたいな部分も先が折れて、ガムテープで補修してある。
いつごろからだったかな、コントローラーを踏み込んだだけでは、スタートしなくて、ハンドルを手動で回して弾みをつけてやらないと、縫えない。
何より、今どき店頭ではお目にかかれない、1針2糸の古い形だし。
でもでも、縫えるから、ずっと使っていた。
それが一昨日の朝、モーター音はするのだけど、まったく針は動かない状態に…。
なんでもそうなのだけど、家電製品が壊れると、使えないということでパニックになり、買い直すとすればその安くはない金額のことを考えて、落ち込んでしまう。
今回のロックミシンも、1時間くらい暗い気持ちの中に漂ってから、「まあ、やれるところまでは、やってしまおう!」ということで、掃除機を持ち出してロックミシンの奥にたまっていた埃を掃除して、見える範囲でミシンオイルも差した。
それでも動かないので、「買い直すとしたら、どんな機種がいいのだろう?」とネット検索を始め、今どきの2針4糸という機種に驚き、そしてその金額に驚き…。
「でも、ミシンは私にとって必需品だから、買うしかないなあ」と、諦めから、だんだんと期待へと気持ちが変わった時、夫が仕事から帰ってきた。
「大変、大変、40年使ったロックミシンがついに壊れた。買い直すしかない!」と言って、その証拠を見せようと、ロックミシンの前に座ってスターターを踏んだら、えっ、いつもと同じように動くじゃないか!
時間が経って、差したミシンオイルが、部品の隅までしみ込んだ結果みたい…。
動くのが嬉しい気持ちと、新しいロックミシンが買えなくなった気持ちを天秤にかけたら、ほんと、みごとに拮抗している、そんな感じ。
(笑)でもなく、(泣)でもないのだなあ。
by miman57
| 2017-04-02 07:54
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