2016年 07月 13日 ( 1 )

老夫婦の朝の会話

c0179853_7161514.jpg


「梅雨が、なかなか明けんねえ。洗濯物が乾かないから、ほんと困る」
 と、朝食をとっている夫の横で、お弁当を詰めながら私が言ったら、
「何年か前は、空梅雨だった」
 というような返事を、夫がした。

「私は、何年か前の空梅雨の話を振ったんではない。長梅雨で、洗濯物が乾かないという話を振ったのが、どうしてわからないのよ? そういうふうに、話の腰を折るような返事しかするつもりがないのだったら、もう私は、あなたとは口をきかないからね」
「話がかみ合わない夫婦喧嘩も、夫婦のコミュニケーションのうちだ」

「口喧嘩がコミュニケーションだと思うのは、あなたの勝手。はっきり言わしてもらうけど、私は、そうは思っていない。そもそも、あなたの職場の人たちや、神社の総代さん仲間に、『長梅雨で、洗濯物が乾かない』と言われて、何年も前の空梅雨のこと言ったりする? 相手がどういう返事を期待しているか、少しは考えてから、答えるでしょう? 妻とは、考えるのもめんどくさいという理由で、会話のドッヂボールなんてする気ないんでしょう」

 先日、オンラインの世界で出会った男も、女を自分の都合のよい<物>としか見ていなくて、私がその言葉で、どう考えどう傷つくかなんて、考える気もなかったようだ。

 男は、会社で社会で忙しくて大変なんだ、妻のくだらん日常会話や女の気持ちなどに、めんどくさくていちいちかまってなどおられるものかというのが、男たちの言い分か。

 そうかなあ…。
 男どもよ、いずれ払うことになるそのめんどくさいのツケは、孤独だよ。
[PR]

by miman57 | 2016-07-13 07:19 | 日々に想う | Comments(2)