2014年 11月 08日
中国TVドラマ『紅楼夢 ~愛の宴~』
見始めて、その映像美にうっとりとしてしまった、中国TVドラマ『紅楼夢 ~愛の宴~』(50回)。
ネット上では、「ただ、製作費をかけているだけ」と貶されている、この中国TVドラマ『紅楼夢 ~愛の宴~』。
原作そのものも、長編で、そのうえに登場人物が多すぎて難解ということで、あまり読まれてはいないようだ。
でも、私には、面白かったなあ。
美男美女の登場人物たちの前世が、「人間界って、どんなところ? 経験してみたい!」ということで、人間界に降りてきた天界の石と天女たちと思えば、花よ蝶よとの浮かれ騒ぎも、その終焉も、そういうものかと納得できる。
こういう文学作品系の物語って、若い時に知るのと、人生の終わりが見えかけたこの年齢になって知るのとでは、感想がまったく違うことだろうなあ。
ネット上で読んだ若い人の一刀両断的な感想が、眩しくもあり羨ましくもあり…、でも、「老いることで、見えてくるものもあるんだよ」って、言いたくもありで…。
by miman57
| 2014-11-08 03:36
| 華流&韓流