2016年 08月 27日
長女の家から帰ってきた
この春から、下の孫を保育所に上の孫を児童クラブにあずけて、働き始めた長女。
帰省のための連休が取りづらいということで、私が、3泊4日で、長女の家に泊りに行った。
小学3年生の孫の夏休みの宿題完成を頼まれていた。
交通安全のポスターは、前回に帰省していた時に、下書きの構図を一緒に考えてやっていて、「色は、自分で考えて塗りなさいね」と言っていたら、これは、パパと頑張って完成していた。習字も出来ていた。
一番苦手な読書感想文は、私がこちらで下書きしたものを持参して、あとは本人の考えを聞きながら清書させたのだけど、これが、まあ、時間がかかって大変だった。
子どもも大人も、本は読んで楽しかったと思えばそれでいいのじゃないかと思う。
原稿用紙3枚の感想文なんて、大人だって、そんなに簡単に書けるものじゃない。
感想文提出が条件だったら、大人でも、本など読まなくなるだろう。
教育の一環だからしかたがないのだろうけれど、であれば、読書感想文の書き方というきちんとした授業が必要だ。
私は、地元新聞社が主催していた読書感想文コンクールに応募するために、40代の10年間、かなりまじめに読書感想文の書き方について、研究し勉強した。
その私が言う。
読書を楽しむのと感想文を書くのとは、まったく別物だ。
これからの10年を、孫が読書感想文で苦しむのかと思うと、ほんと可愛そう…。
そして、夏休み帳も全部完成させて、3泊4日の滞在は無事に終わった。
でも、ばあばは孫に言いたい。
なかなか終わらない夏休みの宿題のことではママやパパには叱られたけれど、この夏休みのプール補習授業で、ビート板なしのクロールで25メートル泳げるようになったのは、何よりも素晴らしい。
夏休みの宿題なんかできていなくても、「泳げるようになった!」と、それだけでいいじゃないかと思う。
写真は、長女の家の前の実り始めた田んぼと、孫が集めている<すみっこ暮らし>のキャラクターの縫いぐるみたち。
by miman57
| 2016-08-27 18:30
| 日々に想う