2017年 04月 24日
麻紐で底を編んだ籠型のバッグ
麻紐で小物を編んでいた時から、いつかは作りたいと思っていた<麻紐で底を編んだ籠型のバッグ>。
先日、購入した同型のバッグを眺めながら、やっと完成することが出来た。
麻紐で編んだバッグそのものは、今までにいくつか作っているのだけど、出来上がりが重たくて…。
底だけ麻紐で編んで、上部が布になっているのを作ってみたいと、ずっと思っていた。
でも、麻紐の部分と布の部分の、切り替えバランスは?
そもそも、どういう方法で、麻紐と布を接ぐの?
それから、底が丸いので、その場合の内袋はどうなる?
…と、問題は山積み状態。
「考えてばかりでも、しようがない。ええい、やれるところまで、やっちまえ!」ということで、強引に縫い進めていたら、なんとか完成した。
麻紐と布のバランスは、今までいろんな手作りバッグを見てきたせいか、様になったように思う。
麻紐と布を重ねても、私のミシンで無事に縫えた。
内袋は、「こんな感じでしょう!」とやってみたら、写真のようにきれいに収まった。
先日、参考にと買った麻紐バッグを参考にさせてもらったのだけど、私好みの布というのもあるし、形もコロンとした丸型が好きなので、まったく同じという感じにはならない。
これから個数を縫うほどに、どんどん私好みの布使いと形になっていくだろうと思う。
<真似をする>ということに、もの作りの世界では厳しい批判があるようだけど、私は、古今東西のすべての文化の発展は、<真似をする>ということから始まっていると考えているので、<真似をする>のも<真似される>のも、あまり気にならない。
手芸本や布地に勝手に使うなという表示が多くて、残念だ。
これを真似たり使ったりして、そしてそのうちに元の形を超えたすごいものに進化させてくださいというような、鷹揚な考え方も面白いのになあと思う。
by miman57
| 2017-04-24 11:53
| 作ったもの