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詰碁に王道はあるのか?

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『眠る前の小さな詰碁』、挫折した…。
 10級前後の問題は解けるが、3級となると、とたんに歯がたたなくなる。

 それで、今度は、『超簡単死活』(高野英樹)に挑戦。
 これは、囲碁を始めた頃、囲碁クラブのお爺さんが貸してくれたので、コピーしていた。

 ①と②の中に、60問ほどの問題が収められている。
 超簡単といっても、これも10級から初段くらいまでの問題がある。
 やっぱり、10級は解けても、級がすすむにつれ、まったく解けなくなる。

 10級と初段の問題を、一冊の本に一緒に収めるのは、無理があるんじゃないかと、囲碁初心者の私は思う。それとも10級から初段なんて、普通の人は、あっというまに進んでしまうのだろうか。

 それと、この『超簡単死活』には、「1問につき、考えるのは10秒程度を限度に、この手かなと浮かんだらすぐ答えを見る方法をおすすめします。これを繰り返して、直感で正解がイメージできるまで繰り返せば、棋力向上、成績アップは間違いありません」と書いてある。

 どの詰碁の問題集も、ほぼ同じようなことが書いてあるので、詰碁というものは、そういうものだと思ってきた。でも、最近、挫折する詰碁の本が溜まるほどに、「直感で解く」って、ちょっと違うのじゃない?と思うようになった。

「直感で解く」というのは、運動神経のよい泳げない人が、海に放り込まれても、ばたばたしているうちに泳げるようになるのと、同じたぐいのものではないだろうか。
 海に放り込まれたら、ばたばたしているうちに、溺れ死ぬ人もいるのだ。

 囲碁も、始めてすぐに、石の並びを覚えられて、3~5手先を、頭の中で打てる人がいる。
 そういう人は、きっと、「直感で解く」という繰り返しのトレーニングでいいのだ。
 たぶん、囲碁をやってみようかという人は、もともとそういう脳みそを持っている人達なのだろう。

 もともとかそれとも年齢のせか、図形認識に弱い脳みそを持っている者、3~5手先を、イメージとして頭の中で打てない者が、直感に頼らずに詰碁の問題を解くには、どうすればよいのか。

 こうなれば、その方法を自分で見つけてやろうじゃないかと思う。




by miman57 | 2017-06-03 07:31 | 囲碁日記