カテゴリ:本・映画・ドラマ( 8 )

『人斬り弥介』峰 隆一郎

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 手作り作品を置かせてもらっているお店の横が金券ショップで、その一画に本箱が据えられていて、古本が売られている。

 本を読むということにまったく興味を失くしてしまい、老後の楽しみにと集めていた100冊近い文庫本も処分してしまったのだけど、久しぶりにそこで古本を手に取ったら面白そうだったので、とりあえず1冊買ってみた。そして面白かったので、また2冊買った。

 『人斬り弥介』峰 隆一郎。
 調べてみたら、作家の峰 隆一郎さんはすでに亡くなっておられた。

 私は欧米の翻訳ミステリー小説しか読んでこなかったので、チャンバラもの、すっごく新鮮で面白いです! 本に書かれている刀の構えを、竹の物差しを振り回して、再現して、遊んでいます。(笑)

 私はチャンバラ小説は読んだことなかったので、今回、2つのことを知った。

 剣道の技ありで、「メン」と「ドウ」はわかるのだけど、「コテ」がどうして1本なのかわからなかった。手首を切られても、致命傷にはならないないと思っていた。でも、手首を斬られたら、刀が持てない。刀が持てないと、相手に斬られるしかないのだ。

 それで、この『人斬り弥介』シリーズでは、敵方の手首が斬られる、斬られる…。刀を持ったままの手が、ばっさばっさと斬り落とされて、宙を舞う…。

 それと、<とどめ>。
 昔の医術では、内臓を損傷したら、長い間を苦しんだあげく死ぬしかなかったのか。刀で戦う時代の映画やドラマの戦場では、戦いの後に<とどめ>をさしてまわるシーンが時々あって、「なんと残酷な」と思っていたけれど、あれは情けでもあったのか。

 …と、活字で追う残虐なチャンバラシーンは、面白く読める。

 しかし、先日、映画『ハクソー・リッジ』(沖縄戦で負傷兵を助けたアメリカ人衛生兵の感動ストーリー)をDVDで見たのだけど、その後、二晩ほど、魔犬に襲われてばらばらになった人体とか、切り取られた手足が山積みなった手術室とかの夢を、総天然色でみてしまった。(>_<)

 頭の中で想像するよりも、目で実際に見てしまったものは、衝撃が大きいのだなあ。

 



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by miman57 | 2018-07-03 12:10 | 本・映画・ドラマ | Comments(0)

北野武監督『アウトレイジ」3部作

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 若いころは、映画でも小説でも、吐き気のするくらい残虐な描写大好きだったのに、この最近はそういうものがまったくだめになってしまって、年齢のせいなんだろうと思っていた。

 それが、たまたまみたイギリスドラマ『ハッピー・バレー(復讐の町)』が面白くて、面白くて。
「えっ、もしかして、私の脳みそ、若返った?」と思い、(笑)、以前から見たかった北野武監督の『アウトレイジ」3部作をレンタルビデオ屋さんから借りてきて、見た。

『アウトレイジ』の初めの作品は、映画館で見ている。

 面白かったが、2部3部と続いて上映されても、あんな残虐なシーンの連続を、映画館の大きなスクリーンで見るには耐えられないと思い、見ずじまいだった。

 でも、「最初の作品があんなに面白かったのだから、その後の作品も面白いはず。年齢のせいで見られないなんて、残念だなあ」と、ずっと気になっていた。

 それを、3部作品全部借りてきて、買ったばかりの55インチ大型テレビで見た!

 3作品とも、なんてことなく見ることが出来た。(笑)
 『ビヨンド』と『最終章』なんか、2回繰り返して、見てしまった。(ちらちらと画面を見ていた夫が、「よくそんなもの見れるなあ」と、言っていたけど…)

 私は映画評論家でもないし、精神分析医でもないので、北野武『アウトレイジ」3部作のどこが面白いとか、それに魅了される自分の心の内についても、ここには書かない。

 ただ、『アウトレイジ』の1部作品は、日本の映画史上に残る傑作だと思うことだけを書いておく。
「このヤロー! 馬鹿ヤロー!」だ。(笑)

 

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by miman57 | 2018-06-17 09:00 | 本・映画・ドラマ | Comments(0)

スターウォーズ(最後のジェダイ)

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 夫と、映画『スターウォーズ(最後のジェダイ)』を観てきた。
 『スターウォーズ』シリーズは、40年前の旧3部作から、かかさず映画館で観てきている。夫と一緒に観だしたのは、どのエピソードからだったかな?

 卓球と庭仕事一筋で映画館で映画を観ることにまったく興味のなかった夫を、映画館に誘うのはなかなかに大変だった。その手始めが、『スターウォーズ』の新3部作シリーズの途中からだったように思う。しかし、まずは今までの『スターウォーズ』の世界の流れを知ってもらうのに、いろいろと説明するのが大変で…。

 どんなあほくさい質問にもブチ切れずに、懇切丁寧に話し続けた私がすごいのか、私の話を理解して、SFおとぎ話の世界を楽しんでみようかと思った夫の頭が柔らかかったのか、今でも謎だ。

 しかしながら、その甲斐もあって、今では、年に何度か映画館に、夫婦で足を運んでいる。夫婦で、マイ3Dメガネも持っているのだ。(笑)

 前回、夫婦で映画館で観た映画は、卓球が題材で新垣結衣主演の『ミックス』。
 卓球好きなのにこういうことにはうとい夫に、映画『ミックス』の存在を教え、映画紹介の新聞記事を切り抜いて読ませ、そして一緒に映画館に行って盛り上がったふりまでした私は、老妻の鏡と言っていいと思う。(笑)

 いま、夫の職場では映画好きが揃っているようで、今回は、「おまえが、『スターウォーズ』に誘ってくれたから、職場での会話に加われた」と、感謝してもらった。

 次は、3月に、中国と日本の共同制作映画『空海』に行く予定。

 いつのまにか、私の影響を受けて、夫も中国の歴史に詳しくなりつつあるのだ。
 だって、カルチャー『史記』の講義や華流韓流時代劇ドラマ、逐一、夫に話して聞かせているもんね。…って、やっぱり、私のくだらないお喋りにつきあう夫が、我慢強いのだろうなあ。




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by miman57 | 2018-01-13 17:57 | 本・映画・ドラマ | Comments(2)

映画『BGF(ビッグ・フレンドリー・ジャイアンツ)』

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 先週の土曜と日曜は台風のために雨で、長女とこの孫が通う小学校の運動会は、延期となった。
 しかし、火曜日が振り替え休校で、孫のお守りをするために、夫と長女宅へ。

 「何して遊ぼうか?」と孫に訊いたら、「映画『BGF(ビッグ・フレンドリー・ジャイアンツ)』が観たい」とのこと。
 お昼過ぎてからの上映だったら、仕事を終えた長女も観られるとのことなので待ち合わせして、祖父母と長女と孫2人の合計5人で並んでの映画鑑賞。

 孫たちと映画を観るのはこれで3回目の夫だけど、そのたびに、夫は嬉しさで感激している。
 だって夫は、自分の子ども達とは、1度も映画館に行ったことないはず。

 そのかわりに、洋画の好きな私は、まだ幼稚園児だった子どもたちを連れて、字幕の映画を観ていた。

 ちょうどSFXが始まったころで、『スターウォーズ』『スタートレック』、それに変身ものの映画『ザ・フライ』など、面白いものが次々に上映されていた。
 字幕でも、子ども達も文句も言わずに観ていた。

 怖いシーンやベッドシーンは、「はい、目を閉じて、耳をふさいで」と言えば、素直に従ったものだ。

 しかし、さすがに長男も中学生となると、母親とは外出してくれなくなった。

 それで、夫の宿直の夜は、レンタルビデオを何本か借りてきて、徹夜で3人で観た。
 「お母さんの借りてくるビデオに、(面白さの)外れはない」とまで、子ども達に言われたものだ。

 もちろん、大人になった長女とは、映画を観続けた。

 だから、家族で映画を観ることに、今も抵抗はない。

 それでも、何年か前に「『ゼロ・グラビティ』を観に行く」と言ったら、「俺も観たい」と長男が言って。
 30代半ばの長男と暗い映画館で並んで観るのは、なんとも表現しづらいものがあったなあ…。


 
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by miman57 | 2016-09-22 13:09 | 本・映画・ドラマ | Comments(0)

『インディペンデンス・デイ リサージェンス』

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 シルバー人材で派遣社員として働いている夫のお盆休み最期の日に、2人で映画『インディペンデンス・デイ リサージェンス』を観に行った。

 夫の定年退職以前は2人で映画を観るということはなかったけれど、最近は、お盆休みと年末の2回くらい観に行っているかな。
 昨年末は、『スターウォーズ フォースの覚醒』を観に行った。

 あっ、長女の下の孫が6歳になって、大人しく映画館で映画を観られようになったので、1年間に大人の映画2本、子ども向けの映画1本となってしまったような。
 今週、孫たちと『ファイディング・ドリー』を観に行く予定。

 夫と観る映画の選択は、私に任されている。
 職場の同僚に映画好きがいるので、話を合わせたい夫は『シン・ゴジラ』を観たかったようだが、「日本の特撮は嫌い」の私の一言で却下。(笑)

 『インディペンデンス・デイ リサージェンス』は前作の『インディペンデンス・デイ』に比べて評判は悪いようだが、私は面白かった。

 最近の私、映画館で観る映画を選ぶ基準は、宇宙人と宇宙船が出るかどうかなのだなあ。
 だって、宇宙人と宇宙船は、実際に見たことがないので、想像がつかない。
 「そうきたか!」と、素直に驚いてしまう。

 この年齢まで生きると、映画の中のロマンスもシリアスも、その進展と結末はだいたい想像がつくのだなあ。
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by miman57 | 2016-08-22 07:39 | 本・映画・ドラマ | Comments(0)

『THE BRIDGE/ブリッジ シーズン3』

 楽しみに見ていた北欧ミステリードラマ『THE BRIDGE/ブリッジ シーズン3』が、昨夜で最終話。

 デンマークの女性刑事とノルエーの男性刑事が、陰惨極まる連続殺人事件の犯人を追う話。
 『THE BRIDGE』のシーズン1も2も、同じ設定のお話。

 北欧といえば、社会福祉が行き届いて、男女の差別がなく、フリーセックスでと、日本人から見たら羨ましいかぎりの思想的先進国だと思っていたけれど、『THE BRIDGE』『キリング』『ドラゴンタトゥーの女』などの北欧ミステリーを見てきて、社会体制がどう変わろうが、人間って生きていくうえでの悩みはつきないのだなあということに気づかされる。

 男女同権で警察官を仕事にしていたら、男女同じ確率で犯人に撃たれるのはあたりまえ。仕事を持つ妻の代わりに警察官の夫が署内で子どもを預かっていたら、暴れだした凶悪犯に子どもが撃たれることもある。
 男女差別がない代わりの、自己責任のなんと重たいこと!

 北欧ミステリーの世界をみていると、日本で生まれ育ち「結婚なんて、家に縛り付けられる女の我慢でなりたっている」と文句たらたら言っている自分が、甘えているっていうことがよくわかる。

 男女差別がないということは、油断していたら、女だからと加減した<平手>ではなく、容赦なく<拳>で殴られる社会で、女も生きていくということ。
 そして殴られたら、女だからということで泣いている場合ではない、すぐさま殴り返さなくていけない。

 女は損だと、文句たらたら言っているほうが、楽そうに思えてきた。
 

 

 
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by miman57 | 2016-06-04 09:29 | 本・映画・ドラマ | Comments(0)

『キリング/26日間』

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 韓国TVドラマ『シンイ』にハマってから、次々と韓流ドラマを見続け、テレビ漬けの日々となってしまったこの冬…。

「この私が、韓流恋愛ドラマ中毒なんて、絶対にありえない。恰好悪すぎ。なんとかしなくちゃ」と、レンタルビデオ屋さんで藁にすがる思いで借りた、アメリカ版『キリング/26日間』。

 なかなか断ち切れない韓流ドラマの合間に、それでも少しづつ見続けて、13巻を見終わった。

 本家のデンマーク制作版のサラ・ルンドのかっこよさに心底惚れてしまったけれど、アメリカ版のサラ・リンデンも、惚れ惚れする。

 桜のつぼみも、膨らみ始めている。
 冬ごもりな日々と韓流ドラマに、やっとこさで、「さらば!」です。
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by miman57 | 2015-03-07 07:56 | 本・映画・ドラマ

『夢の破片(ゆめのかけら)』・モーラ・ジョス

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 年末に本箱の整理をしていて、とっくの昔に処分したと思っていた本、モーラ・ジョスの『夢の破片(ゆめのかけら)』を見つけた。

 面白かった。大好きだった。
 いつか、再読したいと思っていた。

 それで、「再読するのなら、今しかないでしょう!」ということで、読み始めることにした。


『身寄りもなく、帰るべき家もない老女ジーン。生計を立てる職がなく、社会に向き合うことのできない中年男マイクル。未婚の母となる日も近いのに、恋人に去られた若い妊婦ステフ。ジーンが、長期不在の家に住み込む留守番係として滞在する屋敷で、まるで運命の糸に導かれるように三人はめぐりあい、家族として共同生活をはじめる。祖母、父、母として。やがてステフの赤ん坊も生まれ、彼らの儚い幻想は形を成してきたかに見えた。だが、その先に待つものは……』


 老女と紹介されているけれど、まさに、ジーンは、今年の私と同じ64歳。

 10年前に読んだ時は、自分が、実際に64歳になるとは、恥ずかしながら想像できなかったのだなあ。






 
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by miman57 | 2015-01-07 06:54 | 本・映画・ドラマ