結局、しこりの正体は、医者にもわからず。「大きくなったり、痛みだしたら、また来てください」ということとなった。
7月に糖尿病専門医院に替えた時に、肝臓や腎臓やコレステロールなどの詳しい血液検査をしたが、HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)が6.1%とちょっと高い以外は異常なし。今回の免疫関係の血液検査も異常なし。血圧も高くないしで、私はすこぶる健康体だということが証明された。
まあ、よかった、よかったというか…。
私は厭世観が強いので、今回の難病騒ぎも「まあ、しかたがないか」と思っていた。ただ治療法がステロイド投与しかないというのを聞いて、「副作用で辛い日々を送りたくない。短くなっても質のよい日々で、断捨離に、(笑)、励みたい」と思うところがあったので、このことを医者と夫にどう言うか、そのことばかりが気がかりだった。
ああ、断捨離の日々が先延ばしになったなあ。
それから、日本に数万人しかいないという難病に罹るのだったら、もしかしたら宝くじも当たるかもという期待も、残念ながらもろくも崩れ去った。
ところで検査結果待ちのこの2週間、夫が、傍目でも見ていてわかるほどにオロオロになってしまって。
夫の母が60歳で亡くなって、その後、夫の父は20年間もやもめ暮らしとなった。その父の話し相手のいない寂しい生活を見てきたものだから、夫がそういう立場になるかもしれないということだけは、私も気の毒に思えた。
その夫が、病院から帰ってきて、「ミマンさん、いま一番、どこへ旅行したい?」と聞くので、「東京の銀座を歩いてみたい。銀座三越をみて、それから銀座虎屋で羊羹を食べたい」と答えたら、旅行会社のツアーを調べ始めた。
旅行に対する、私たち夫婦の考え方の違いは、ブログを読んでくださっている人は、すでにご存じだと思うが、ほんと、私たちは夫婦で旅行をほとんどしたことがない。最近は私も諦めて、一人旅を楽しむようにしている。その夫が、今回は自ら、旅行会社に手配するそうな。
「どうせ行くのなら、クリスマスのイルミネーションのきれいな時期に」という私の希望で、12月に東京へ、たぶん行くことになるのかな。でも、40年以上も、私の「旅行に行こう」という提案を却下し続けていた夫だから、いまだに、私は半信半疑だなあ…。
# by miman57 | 2018-09-19 06:01 | 日々に想う | Comments(3)